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大晦日の風物詩と言えば
NHK紅白歌合戦。
今年で65回目。出場歌手の発表は民放各局も伝えるほどの国民的番組だ。今年も『アナと雪の女王』スペシャル企画だと煽り、
松たか子が生歌、初出演と話題が沸騰したが
「ご懐妊というおめでた」で出場辞退。
期待ハズレに終わってしまったようだ。
そこでいつもあれ?と思える選考やタブーに
今回は迫ってみたが・・・・いかに?
紅白出演者の選考基準があいまい?

毎年のことではあるが、紅白出演者の選考基準があいまいでなんであの人が?なんで~?と
釈然としないという御仁も多い。
そんななかでダウンタウン松本人志が
ワイドナショーで吠えた。
「北島三郎さんの名前がないのが、こんなに
無い感があるんだな」と
昨年限りで紅白から勇退した大御所歌手の
存在感の大きさを実感していた。
今年の出場者については、
「毎年、えっ?はっ?と思う人もいる」といい、
「(今年も)6人くらいいる」と毒づいていた。
さらに選考基準について
NHKへの貢献度が
1つの要素とされることについて、
「それも嫌だけどね。
NHKにどれだけ貢献しているとか
視聴者には関係ない」と苦言を呈した。
ここにも政治か?大人の事情か?

さらに、不可解な出来事もあった。
デビュー翌年の99年から15回連続出場していた
浜崎あゆみ(36)をはじめ、
DREAMS COME TRUE
コブクロ、aiko(39)
らの常連組が落選した。
年越し公演が重なっているなど、
個別な理由があるが、
NHKは「いろいろな要素を総合的に判断した」
と釈明していたが、腑に落ちないことばかり。
ついには、
aikoは公式ツイッターで
「紅白落選した ちっきしょーーーーー!!!」
とツイート。
昨年まで11年連続(12回)出場していただけに、
相当悔しかったようだ。
もともと、選考基準が明確でない以上、
どう考えても大人の事情であるということだ。
まっ、納得がいかないのは私だけじゃ?
謎だらけの選考だね。
かつて、そんな体制に批判的な歌い手も
年がいけば、出てしまうという
人間の性というべきか?
なんか、全てが釈然としないね。
政治と一緒だ。○○と名誉というわけだな。
あゆは出演していても、最初に歌ってあとは、
年越しコンサートへ行ってしまうことも
主催者側は面白くはないのかな~。
と憶測は尽きないが・・・・
出たら出たでたいへんなことに?一語一句セリフにしてある?

ある種のお祭り番組であるが、
いくらお祭りとはいえ、
やはりそこはNHK。
事前に事細かくトーク内容が
練られているらしい。
紅白歌合戦の台本は電話帳ほどの厚さ。
民放の音楽番組では
オープニングトークは
セリフとして書かれているが
それ以外は司会者と
歌手のトークは箇条書き程度だ。
2014年はどんな1年でしたか?
しかし、紅白はこれらを
一語一句セリフにしてあると
いうから驚きだ。
司会者の質問がセリフになっているのはわかるが
歌手の回答や司会者のリアクション
このトークを聞いていた審査員の
コメントなども一語一句
台本に書かれているというのだ。
いわば、言論統制か?
いくら生放送とはいえ、やりすぎだね。
緻密なリハーサルに始まり
想定されたトーク。
頷きや笑う仕草なども
書かれているとなったら
生放送ドラマのようなもので
気持ち悪い。
NHKのアドリブ禁止は有名になっているが
紅白の場合にはリハーサルの段階で徹底され
釘を刺されるという。
恐ろしか?
紅白には大物歌手もでる。
応援で志村けんや
ビートたけしといった大物芸能人が
出たときもほぼ例外はないという。
へえ~。
台本を持った上でリハーサル。
台本にないことを話すとスタッフの
冷淡な視線が突き刺さるのだという。
ある若いアーティストが
『皆さん』と台本に書いてあるところを
リハーサルで『みんな』と
言った時も注意が入ったというのだ。
おそらく『すみません』を『すいません』と
いう喋り言葉にしたら、即座にNGってことか?
さらに、NHKでは、固有名詞も言えない。
日本を”ニホン”と読むか”ニッポン”と
読むかなども厳格に決まっているのがNHKなのだ。
では、どうして出演するのか?

たしか、NHKの出演料は、
民間に比べてかなり低いという。
NHKは全国放送なので
全国の人に顔を売ることが出来るからか?
民放だと 関東ローカルとか関西ローカルとかあって
映らない地域も出てくる。
こんなことが起こるのもNHK。
例えばNHKのドラマが
そのままのキャストで
映画化される場合がある。
また、八日目の蝉や
ゲゲゲの女房などのように
NHKがドラマ化したあとで
別キャストによる映画化と
いうパターンもある。
いずれにしても
NHKのフィルターを通っていることだ。
さらに、
NHK大河ドラマ「篤姫」で
主役を演じた宮崎あおいは、
同作によって国民的女優と
呼ばれるようになり、
連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で
ヒロイン役にふんした松下奈緒は、
この作品でブレイクした。
そう考えると、民放よりも
NHKドラマのほうが秀逸で、
注目度も高いからなのだろうか?
そういえば、重松清の小説『とんび』は、
NHKで前編、後編の2話構成でドラマ化された。
すると一年後にはTBSで連続ドラマとして
放映され、ヒットした。
なるほど。
だんだんと分かってきたようだ。
では、俳優から見たNHKドラマはどうなのだろう?
例えば、フジの月9は注目度の高い枠ですが、
ある一定の層にしかアピールできない。
しかし、NHKのドラマは
年齢層が幅広いだけでなく、
年輩の方の信頼度が非常に高い。
確実に全国区。顔を売るならNHKのほうがいい?
それに確実に全国区。
顔を売るならNHKのほうがいい。
そこにきて演技重視の
本格派ドラマとなれば、
ギャラとか関係なく
とにかく出演したいと
いうのが本音なのか?
そこで名を馳せれば、
自然と道が開け、高ギャラになる。
さらに
NHKのドラマで幅広い層に顔を知られれば
CMの依頼が殺到する。いいことずくめだ。
ギャラが低くても元は取れる。
ドラマや映画だといっても
ギャラがいいのはCMに限る。
人気俳優になれば
一本2000万だ。3000万だ。
それも一日の数時間の拘束だ。
つまり、
NHKドラマで知名度を上げるというのは
役者の力量をあげることではなく
ギャラを上げることなのかもしれない。
NHKドラマはそんな思いで見れば
俳優の姿勢がわかるというもんだ。
そういえば、かつての朝ドラは
新人俳優の登竜門であったが、
最近は、人気女優も選ばれている。
あんなに拘束時間の
長く、ギャラの安いと言われる
朝ドラに出演しているのも
半年間、茶の間に出続けることが
将来の収入に反映するとなれば
それは躍起になるのも頷ける。
ちなみに、大阪制作は、オーデション。
東京制作は、オファーというやんわりした
傾向があるようだ。
最近では、東京制作のあまちゃんが
4年ぶりにオファーでなく、
オーデションだった。
したたかに生きる女優魂とは凄い。
まっ、演技の巾を広げて
ワンパターンにならないように
私たちを楽しませて欲しいもんだね。
ということでNHKの紅白選考のなぞと
タブー行為について
検証してみた。
最後まで読んでいただいてありがとう。