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野党の不意を突く自分たちのため
解散で、選挙戦を優位に進める安倍自民党。
新聞の報道によると
その勢力は拡大していると
いうが、実態はどうなっているのだろう?
前回に続き、議員さんの無茶ぶりをご紹介しよう。。
今回は、自民党の弱点とはについて
議員さんの無茶ぶりを整理してみた。
一つ目は「無党派層」の離反?
一つ目は「無党派層」の離反だ。
自民党の若手候補者がその実態を明かした。
「ここ1週間、有権者の不満が
高まっているのを感じます。
以前は『なぜ解散するんだ』という批判、
今は『首相に謙虚さがない』という苦情です。
経済は良くなっていない』というのもあった。
無党派層がどんどん野党に流れている
のではないかと心配です。
確かにそうだが、本音では、
若者たちの無党派層が呆れて選挙に
関心をもたないことを
期待しているようだ。
安倍首相は報道陣が取材する党会合でも、
民主党批判をたびたび繰り返す。
円安による物価高騰に苦しむ国民もいる中、
「アベノミクスは成功している」
と断言することも多い。
出演した報道番組で、
有権者の「景気が良くなったとは思わない」
との意見に逆ギレしたこともあった。
なんと単純なおぼっちゃま君だこと。
政治評論家の浅川博忠氏は指摘していた。
「自民党支持率は各紙とも
40%前後と高いですが、
解散すべきではなかったという
批判は約7割に上り、
読売新聞や産経新聞の調査ですらアベノミクスへの評価が低い。
首相が謙虚な姿勢を失ったままだと、有権者の半数を占める無党派層が、
さらに離れていくでしょう」
だが、肝心の選挙区には
住民にことを考えている
候補者がいない。
二つ目の不安材料は連立相手の公明党にある?
二つ目の不安材料は連立相手の公明党だ。
公明は自民候補約280人のうち、
約200人に推薦を出した。
自民党側は1選挙区あたり
2万~2万5千票の“上積み”を期待するが、
公明党関係者は「一律ではない」と言う。
「何回も当選し、うちの党と
付き合いの深い人には多くの票が出る。
だが自民の1年生とはほとんど付き合いがない。
支持母体・創価学会も熱が入らず、1万票台にとどまるところも多いのでは」
と公明党関係者が話しているのだ。
つまり、自民党の議員さんは
公明党に縋る以外、議員でいられない。
一区あたり、2万~3万の票を
仮にもっているのだから
公明党が議員を出せばいいのだ。
それをしないことに公明党の戦略がある。
もはや、下駄の雪ではなく、
下駄の鼻緒だ。
なくなったら自民党は
歩けなくなってしまったようだ。
自民候補のうち、約120人が1年生だ。
しかも世襲議員が多い。
当選から約2年での解散で、地元への浸透も浅い。
公明票が期待どおりでなければ、
大量落選のおそれもある。
半分が落選したとなれば
自民の単独過半数も黄信号だ。
では、今回はこのくらいにして
次回は、自民党の弱点とはなにか?
世襲についてレポートを続けてみよう?
困ったもんだ。このシリーズは続く。