サザン1国民的行事の年末のNHKの紅白歌合戦。
他に見るモノがないもんだから
否が応でも変なことをすれば目立つ?
今年は国民的スターのサザンオールスターズの桑田がちょび髭姿で物騒なものをやってくれた。たかが、歌謡曲じゃないか。
そんなに目くじら立てることあんの。
と私は思うが、風刺は文化だし、笑って真面目に考えたいと思うのだが、
気になるので追ってみた。

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プロフィール

サザン31979年に「いとしのエリー」で初出場。

83年の「東京シャッフル」を歌って以来、
31年振りで4度目の出演。
ちなみにサザン初出場は
百恵さんのラスト紅白だった。

「東京シャッフル」では、メンバー全員が楽器を持たずに

登場して踊りまくる“エアバンド”の元祖ともいえる
仰天パフォーマンスを披露した。

桑田 佳祐
生年月日 1956年02月26日

原 由子
生年月日 1956年12月11日

関口 和之
生年月日 1955年12月21日

松田 弘
生年月日 1956年04月04日

野沢 秀行
生年月日 1954年10月19日


都合のいい大義名分で争いを仕掛けて?

ことの発端は
NHK紅白歌合戦に横浜アリーナから
ライブ開催中に中継出演して歌った

『ピースとハイライト』と
『東京VICTORY』の2曲を歌った時だ。

しかもなんと
「ピースとハイライト」
の歌詞にあるようだ。

サザン5♪都合のいい大義名分(かいしゃく)で

争いを仕掛けて

裸の王様が牛耳る世は……狂気

この「都合のいい大義名分」とは
安倍晋三首相が進める
集団的自衛権行使容認。

その憲法解釈変更に重ね合わせた歌詞に
視聴者らがネットで反応したようだ。

年末の衆院解散に納得がいかない若者たちの
叫びと見るのが妥当な気がする。

憲法を変えずに解釈で戦争の出来る国に
変えようとする自民党への怒りだから
若者も捨てたもんじゃない。

サザン6

解説すれば、

ちょび髭をつけて『ピースとハイライト』
を歌ったのは、

安倍晋三ファシストと
極右ファシスト・ヒットラー
そのものだと強烈に批判したものだと思われた。

しかしだ、サザンのライブに
行ったことのある人なら

剥げ茶瓶のおやじや
替え歌、エロうたなど

何でもありの楽しい
パフォーマンスライブは
もはら、慣れっこ。どこが悪いのとなる。

表現の自由がないのか~。
と怒りすら起こっても当然だ。


NHKは当分、出入り禁止か?

大騒ぎするのも変だが、
NHKは当分、出入り禁止だね。
出入り禁止といえば、

チャコ

「チャコの海岸物語」で
2回目の紅白歌出場の時に

桑田佳祐が三波春夫を真似て
「お客様は神さまです!」と

決めセリフを口にしてしまった。

当時の三波春夫は大御所
サザンは新人アーティストだったため

パフォーマンスが小バカにしていると
NHK側がサザンの出入り禁止が決定した。
と云われている。

じゃ、なんで今回、依頼したのか?
実は、これもなんか、政治利用臭い。

今年9月にサザンはシングル
「東京VICTORY」を発売したからだ。

サザン4

キーワードは東京。
今年は、

1964年の東京五輪開催から
50年の節目の1年。

NHKは今年10月10日を
「今日は1日 TOKYO DAY」と題し
多岐にわたる東京五輪の関連番組を放送した。

今年の紅白のテーマは
歌おう。

おおみそかは全員参加で!

「一丸となって日本を盛り上げよう」と
いう思いが一致したのか?

いかにもNHKらしい。

最近は、政府偏重の報道が多いばかりか
先の衆院選でも

自民よりの報道ニュースが目立っていた。
そこに正面切ってかますとはさすが
桑田だ。あっぱれ!

サザン7

もともと、サザンと云えば、

デビュー曲の勝手にシンドバットも短パン、

Tシャツでコミックバンドの出で立ちで自分たちが

楽しみお客さんを楽しませることで人気を得た。

31年ぶりにNHK紅白歌合戦に
出場した

サザンオールスターズに
してやられたと思っているのか?

NHKも油断したね。
まっ、横浜アリーナから生中継だから
NHKの検閲も効かない。

しかも、リハーサルもなし。

それに、安倍晋三首相の推薦で
NHK経営委員になった作家の
百田尚樹氏が書いた

「永遠の0」の主題歌も書いた。
みんなが桑田を仲間だと勘違いした。

売れているとはいえ

一国の首相が、
大真面目に読むような小説ではないが、
なぜか感動したというから不思議だが・・・

とうの桑田も
仮編編集を見た時にインタビューで
こう言っている。

「凄い映画を観た。
手ぬぐいがビショビショになるくらい泣いた」

永遠

しかし、桑田は『永遠の0」が
反戦映画だと思って感動していていたのだ。

できあがった歌詞も批評性がある訳ではなく、
百田のつくりだした情緒的な世界観に
ただ、乗っただけだ。

桑田の政治行動には
深い考えがあるわけではなく

正義感、怒り、ノリで
創ったに違いない。

それに、安倍政権に批判的な
言動をしていながら

紫綬褒章をもらったものだから
NHKも改心したかと思ったに違いない。
してやられたって感じか?


サザンのライブに安倍首相は昭恵夫人と行っていた?

今回のライブは、
昨年8月~9月にかけて

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行われた5年ぶりの復活ツアー以来、
1年3ヶ月ぶりとなる。

サザン8

お友達大好きな安倍首相。
百田の『永遠の0」の曲を
作った桑田を見に、わざわざ、

2014年12月28日に
横浜アリーナのサザンのライブに安倍首相は昭恵夫人を

伴って行っていた。

ここでもハプニングがあった。
なんと、

「爆笑アイランド」の一部歌詞を
「衆院解散なんてむちゃを言う」と

替え歌にし、安倍首相を揶揄するという
パフォーマンスも見せたのだ。

安倍首相は、「楽しみましたよ」などと
答えていたが、

明らかに気分を害して
いるようだったという。

無理もない。同年代だし、
ここは国民的スターに気に入られたいと
思われるのは良くわかる。

お友達が大好きだ。
そういえば、タモリの笑っていいとも
にも出演するパフォーマンス好きだ。

桑田2

その紫綬褒章も、桑田流を押し通した。
NHK紅白の中継にもなった

年越しライブで
紫綬褒章をポケットから取り出して
「たいしたもんじゃない」

とパフォーマンスをかました。

これには「在特会」会長の桜井誠氏が黙っていない。
ツイッターでこんな怒りの声があった。

「サザンの桑田佳祐の件が話題になっています。
彼の出自を問わず紫綬褒章を尻のポケットから
だして800円などと嘯き、
天皇陛下を卑下する輩を日本人とは認めません。

そんなに嫌いなら最初から紫綬褒章など
貰わなければいいものを、
何をトチ狂って受賞したのでしょうか?」

平和を誰よりも重んじる
陛下の護憲への意思を無視して

「在日」呼ばわりしている彼らこそ
天皇陛下を蔑視しているように思うが・・・

それにしても、桑田佳祐、恐るべし。
右といえば左、左といえば右。

既成の価値に捕らわれない
パフォーマンスにあっぱれ。

この御調子が桑田の持ち味だ。


本質はジョンレノンと同じ?

しかし、平和を愛する気持ちは
ジョンと同じだ。

ジョン

ジョンの反戦メッセージは
FBIからも監視され、
国外退去命令まで受けた。

例えば、
9.11では、イマジンが自粛されたと報道された。
しかし、

実は150曲にも及ぶ自粛曲リストがあり、
発表した同じ日に破棄された。

理由は「国民を刺激しないため」と
いうのが大義名分であったという。

「イマジン」以外の自粛曲を調べてみたが、
多くの洋楽ロックファンが

知っている有名曲やアーティストの曲が
ずらりと並んでいる。

レッド・ツェッペリンの「天国への階段」
ドアーズの「THE END」
ボブ・ディランの「Knockin’ on Heaven’s Door」
ジミーヘンドリックスの「Hey Joe」
ストーンズの「Ruby Tuesday」

そしてサイモンとガーファンクルの
「明日へ架ける橋」まで・・・

自粛曲リストを眺めたなら、
全ての洋楽ファンは怒りの声を挙げることだろう。

ジョンの「イマジン」のような国粋主義に
反する政治的な曲は、わからなくもないが、

S&G

サイモン・アンド・ガーファンクルの
「明日へ架ける橋」の

勇気と希望を歌い上げた曲まで
自粛リストに掲載されるとは信じられない。

つまり国家的な非常事態となった場合、

言論の自由も表現の自由も、
保守的な誰かによって好き勝手に規制させられて
しまうということだ。

ロックとはもともと反体制・
反保守なスタンスから
出発している音楽であり、

ロックを愛するならば、
言論の自由と表現の自由に
対しても敏感であるべきだ。


平和を誰よりも願っているのは桑田だ?

桑田に話を戻そう。
つまり、ただの思いつきで行動している
おっちょこちょいではない。

政権の顔色ばかりをうかがっている
NHKをここまで慌てふためかせ

褒章の権威をここまで揺るがせた
桑田の勇気に拍手を送ろう。

ジョン2

ジョン・レノンのようにはいかないが
彼は根っからのロッカーなのだ。

桑田は、ガンを患って、
そして
克服して、生きる喜びを掴んだ。

だから、平和を誰よりも願っているのだ。

イマジン。

たった数分の音楽、30行に満たないこの歌詞が、
平和を願う世界の人々に対して

どれだけの可能性と勇気を与えたか?


♪♪
 想像してごらん 国なんて無いんだと
 そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
 そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
 ただ平和に生きているって...
 ♪♪

この曲を思い出すたびに、
世界共通語としての

音楽のもつ計り知れないパワーを
感じずにはいられない。

国家的な非常事態となった場合、
とは、戦争のことだ。

その時、
言論の自由も表現の自由も
保守的な誰かによって

好き勝手に規制させられて
しまうということだ。

桑田、頑張れ!!
そして負けるな。

応援をこれからも続けよう!

最後に
物議をかもしたピースとハイライトの
テーマを本人が語っていたので
紹介しよう。

桑田6

「平和への願い」を歌詞のテーマに据え
特に近年の東アジア情勢を照らし合わせて

お互いの歴史とそこから生じる矛盾を
知ることで助け合ってほしい。
という内容にしている。

初期構想ではアメリカや
ロシアの問題も盛り込んでいたが、
テーマが

広がりすぎるとのことで断念したという。

感覚としては「イマジン」より
「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」に近い、

「池上さんがテレビでこう言ってたけど、君達どう思う?」
といった世間話の延長のような歌詞にした。

と語っている。

のちに桑田はこの曲について
「作った直後は『失敗した』と思った」と述べている。

しかし、2013年6月の発売というのに
さすが紅白だ。

こんなにも論議になるとは
全国放送の強さをそして、恐ろしさをまざまざと感じた。


都合のいい大義名分で
争いを仕掛けて
裸の王様が牛耳る世は...狂気 Insane
20世紀で懲りたはずでしょう?
燻る火種燃え上がるだけ