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アベノミクスの成果がでない。
安倍晋三首相が最も自信を
見せていた、円安の促進、
消費者物価の引き上げは
徐々に反発が生まれている。
この動きは、
中小企業の企業団体や
自民党内の有力リーダーまで広がっている。
今回は、眼を背けずに聞いてもらいたい。
プロフィール
安倍晋三
1954年9月21日: 東京都に生まれる。
本籍地は山口県大津郡油谷町(現・長門市)
1977年3月: 成蹊大学法学部政治学科卒業
1977年4月: 米国カリフォルニア州ヘイワードの英語学校に入学。
その後、ロングビーチの語学学校に転校した。
1978年4月: 南カリフォルニア大学に入学。
政治学を専攻し春・夏・秋学期を履修。
1979年に中退。
1979年4月: 株式会社神戸製鋼所入社
1982年11月: 神戸製鋼所退社、
外務大臣(実父・安倍晋太郎)秘書官に就任
1993年7月: 衆議院議員初当選(旧・山口1区)
約束はどれも実現されていない?
そもそも、国のリーダーたるものは
国民に向かうべき道を示すものだ。
西郷隆盛のように
国の在り方を考えるべきだ。
経済、経済と言いながら政治学しか
学んでいない。
3世代議士にそれはちと難しすぎる。
景気は誰でも良くなって欲しいが
株価がアップして
喜んでいるのはアメリカの投資家だけだ。
問題はアベノミクスが
国民の生活を良くしてない
だけではなく、
人々にはマイナスの
影響を与え始めていることだ。
為替による物価の上昇が
隠れみのとなり、
アベノミクスが原因で所得が
日本から海外の石油王や
電子機器メーカー、
農家へと移転している。
日本の家庭や中小企業から
国内の大企業や株主へも
同様の現象が起きている。
安倍首相はアドバイザーたちから
円安を推進することで
日本の輸出が促されるとの進言を受けていた。
インフレに戻すことで企業が投資や雇用のほか、
賃金も増やすともアドバイスされていた。
彼は2014年1月に書いた記事の中で
こう約束している。
『賃金サプライズ』……は、
5兆5000億円に上る大規模刺激策と相まって、
消費増税による反動減の
埋め合わせに貢献するだろう。
より重要なことに
日本経済を持続力ある成長軌道へ
乗せ続けていくのに資するだろう。
これらの点に関し、私には強い確信がある」。
だが、約束はどれも実現されていない。
実質的な輸出量の
自動車の台数、電子部品の点数などは
安倍氏が再度首相の座に
就いた時点から増えていない。
むしろ自動車メーカーや
エレクトロニクス企業の
海外移転は続いている。
例えば、ホンダの全世界では
自動車生産のうち、
国内比率は22%にすぎない。
一方で円安により、
消費者や中小企業による支出が増加した。
実際、消費増税を除けば、
消費者物価上昇の最も
重要な要因は円安にほかならない。
しかし、賃金やその他の収入は
物価上昇や増税に追いついていない。
その結果、
平均的な労働者家庭の
実質所得は01年から10%減少している。
減少のおよそ半分は
安倍政権下で起こっている。
消費増税の悪影響は収まらい?
安倍首相は昨年の10月3日の国会で、
大企業や輸出業者は円安で得た
利益を中小企業に
還元すべきであると発言しているが、
実質賃金の引き上げ勧告と同様、
事はそんなに簡単な話ではない。
財務省および日銀は安倍首相に対して、
消費税の引き上げが
経済に悪影響を及ぼす期間は
1~2カ月を超えないと約束していた。
だが、その約束も
また結局はウソに終わった。
安倍首相自身のアドバイザーの
1人である本田悦朗内閣官房参与
(静岡県立大学教授)は、
日本は「不況の一歩手前」で
あると懸念しており、
2度目の消費増税を
延期するよう首相に進言した。
アベノミクスの仕掛け人の1人であり、
首相を09年から指南している
山本幸三衆議院議員も同じ主張だ。
増税を行わなければ
アベノミクスが失敗に終わったと
認めることになってしまう。
消費税もあげられない。
さあ、困った。
それにもまして沖縄の県知事に
辺野古に新基地は絶対に造らせない。
と訴えた前那覇市長の翁長雄志氏(64)が
初当選をしてしまった。
本来ならば、この重大な民意に
対し、国の進むべき道を
示さなければならなかったが
見て見ぬふりをした。
沖縄の民意を押しつぶそうとした
としか思えない行動に出た。
沖縄返還協定の密約と同じことを
また行うつもりなのか?
それが、衆院解散だった。
大義なき解散ではなく
沖縄問題とアベノミクスの失敗を
隠ぺいする策として
解散の道を選んだとしか
考えられない暴挙に出たのだ。
マスコミには相当な圧力をかけたに
違いない。
過去の過ちを認めたくないがために
間違いを継続するというのは、
かつて福島第一原子力発電所の護岸をより
高くするべきとの声を無視した際の
東京電力の思考と同じものだ。
日本人は空気を読みきる達人なのか?
これで勝負は決まったと思われる。
関係者はごく一部の人を除いて、
密かに脱走する準備を始めたようだ。
敗ける戦艦にいつまでも
乗っているばかな戦闘員はいない。
このままではアベノミクスは完敗だ。
少なくとも指導者を換えなければ
自民党はやっていけないと判断したのか?
公明党もこのままではと
見切りをつけたと思われるが・・・
こうした公的相場へ
操縦・介入するのはありえないと
国内だけでなく国際的信認を
一気に失ったようだ。
あとは、安倍氏にとっては、
やけのやんぱちの、
迫り来る経済不況や沖縄問題を
ごまかす解散・総選挙しか
選択肢は残っていなかったのだ。
そんな官邸の失敗を
マスコミは伝えず、
国民は、秘密保護法で
知る権利さえ奪われている。
しかも、権力者の暴走を
許さないためにある憲法さえも
時の政府が自由に
解釈を変えるだけで憲法を改正できるように
今、国会はとんでもないことを
決めようとしている。
今や日本国憲法さえも
機能していないのだ。
今回の私の話にバカなと思うのであれば
じっくり政府が安倍氏がやろうと
していることをじっくり見て欲しい。
そうすれば、一目瞭然だとわかるだろう。
もっと目覚めようよ。
日本人は空気を読みきる達人なのだから
ここは事実を知るべきだ・・・。
そろそろ、TPPも決着するのだろう。
アメリカが一番嫌っていた
農協を安倍政権は
つぶしに掛かった。
かつて、自民党の選挙の集客マシンを
自ら叩き潰したことになる。
日本の農家はこのままでは
全滅の危機になるしかない。
集団的自衛権といい、TPPといい、
アメリカには願ってないものが
手に入る日は近くなってしまった。
なぜにこうも急ぐのか?
まさに、安倍政権の崩壊のタイムリミットが近いからではないだろうか?
誰も未来を予測知ることはできないが
明らかに間違った方向に
進んでいることは分かる。
このテーマは奥が深すぎるので
これからも検証していきます。
もっと目覚めようよ。
日本人は空気を読みきる達人なのだから
ここは事実を知るべきだ・・・。