アロンソ3月13日に開幕する
今季のF1世界選手権。
23年ぶりにコンビを
組むマクラーレンとホンダチーム。
復活をかけてハイブリッドエンジンで挑む。
メインドライバーは、
現役最高レベルの年俸約50億円で
フェラーリから加入した
2005、06年王者の
フェルナンド・アロンソ(33)。
来日したアロンソに心境を聞いてみた。

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マクラーレン・ホンダで3度目の王座を目指すと宣言したアロンソ?

07年以降は車の性能不足や
チームの戦略ミスなどで王座を
逃してきたアロンソ。

ホンダ3

現役ナンバーワンと
呼び声高い男は
「王座獲得はマクラーレン・ホンダと
私にとって使命だと思っている」
と語った。

1988年に年間16戦で15勝するなど、F1界を席巻したかつての
史上最強コンビに自身を重ねているようだ。

本田宗一郎氏を
モータースポーツにかける情熱を教えてくれた
フェラーリの総帥、
故エンツォ・フェラーリ氏に並ぶ
「伝説的存在」と称えた。

ホンダ本社での会見に臨んだ
アロンソは、
新生マクラーレン・ホンダへの移籍に
「ライト・デシジョン(正しい決断)だった」
と、あらためて新たな挑戦への
意欲と意義について語った。

テスト32月1~4日にスペインのヘレスで
開催された今季最初の
F1合同テストでは、
他チームのようには走行距離を
重ねることができず、
ベストタイムも
大きく見劣りする状況に
終始したマクラーレン・ホンダ。
一方でアロンソの古巣フェラーリは、
連日好タイムをマークし、
気になるところだ。


ホンダのエンジニアたちへの思いは?

ホンダのエンジニアたちは
とにかく自分の仕事に
最大限のコミットメントと
情熱をもって取り組むんでいる。

技術レベルはもちろん高いし、
本当のプロという感じがする。

ホンダの創始者である
故・本田宗一郎に関する質問にも、
「モータースポーツの歴史を変えたと
言ってもいい人物で
世界にもほんの少ししかいない偉人のひとり。

宗一郎1

ミスター・ホンダの歴史を
受け継いでいることが、
今もホンダを魅力的で
情熱あふれるホンダに
しているんだと思う」
という熱いコメントを語った。

一方、古巣であるフェラーリのことを
「高いポテンシャルをもったチームだけど、
一貫性というような面では
及ばないところがある」と分析した。

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ライバルの動きは気になるが?

ナスルF1世界選手権は3日、
当地のヘレスサーキット(1周4・428キロ)で
第1回合同テストの3日目を行い、
8チームから8台が出走した。

フェリペ・ナスル(22)
=ブラジル、ザウバー・フェラーリが
109周を走り、1分21秒545で1位。

ライコネン

2日目まで首位だったフェラーリは、
キミ・ライコネン(35)が
初めて出走し、
94周を走って1分21秒750で2位につけた。

フェラーリエンジンに続き、
昨季2冠のメルセデスはニコ・ロズベルク(29)
が1分21秒982で3位ながら、

にこ

最多の151周を走行。
メルセデス勢が3日連続で
最多周をこなす抜群の安定性を見せた。

このほかで注目されたのは、
出走しなかった昨季王者の
ルイス・ハミルトン(30)メルセデス=だ。
「故障が多いからといって
マクラーレン・ホンダを
甘く見てはいけない。
彼らはトラブルを経験し、
“うみ”を出すためにここにきている」と
コメントが報じられた。

テスト

故障により2日目までに計12周しか
走れていなかったマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ(33)
=スペイン=が午前に32周を走行し、
今回のテストで初めて順調に周回を重ねたが、冷却システムの問題で午後の出走を中止した。
パワーユニット(ハイブリッドエンジン)を
取り外しての作業が必要となり、
テスト終了時刻までにコースに復帰することは
困難と判断されたためだ。
これによりアロンソは、
路面が湿った状態で出した
1分35秒553がこの日の最速タイムとなり、
最下位で3日目を終えた。

しかし、ハミルトンはマクラーレン・ホンダが
不調のまま今季を終えた場合、
アロンソが1年限りで退団する可能性が
あるとの報道を否定した。

「マクラーレンもホンダも、
かなり本気でいる。新たな技術を試し、
長期的に力をつけていく考えのようだ」と
語っている。

テスト2

ライバルは冷静に見ている。
マクラーレンもホンダの出遅れも気になるが
きっとチャレンジングなレースを
アロンソは私たちに見せてくれるに
違いない。