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28日にももいろクローバーZの
主演映画「幕が上がる」がいよいよ公開される。
アイドル映画かと思っていたが
どうやら本格派の青春群像劇らしい。
監督は、本広克行氏。
報道によるとあの山田洋次監督や
大林宣彦監督からも称賛されるほどの
出来栄えというが・・・
そんな巨匠をもうならせたももクロの
魅力はどこにあるのか?
プロフィール
<ももいろクローバー>
百田夏菜子 1994年7月12日生まれ(浜松市)
有安杏果 1995年3月15日生まれ(富士見市)
佐々木彩夏 1996年6月11日生まれ(神奈川県)
玉井詩織 1995年6月 4日生まれ(神奈川県)
高城れに 1993年6月21日生まれ (神奈川県)
早見あかり 1995年3月17日生まれ(東京都 旧メンバー)
路上ライブからのスタートしたももクロ?
ピュアな女の子が、幸せを運びたい
と、ももいろクローバーは、
2008年5月17日に結成。
09年8月に「いま、会えるアイドル」と
いうキャッチフレーズのもとシングル
「ももいろパンチ」で
インディーズデビュー。
数人の客を相手に
路上ライブからのスタート。
全国ツアーと称しての
車中泊をしながら各地の家電量販店を回り、
店先で踊り、CDを手売り、
辛く、空しい、下積みを経験した。
メジャーデビューまでに
約2年を費やしてしまった。
そして、10年5月。
「行くぜっ!怪盗少女」で
メジャーデビューすると、
オリコンデイリーチャート1位、
ウィークリーチャート3位を獲得。
ひたむきで気力あふれる
ライブパフォーマンスを披露。
数々の試練にも笑顔で耐えた力が
全力で立ち向かう姿勢が評価されている。
歌詞には純粋な夢や情熱を
感じさせるものが多く。
激しいダンスに歌声が
安定しないところもあるが
決して、口パクに頼らず
生歌でライブを行う気力のグループだ。
今でもライブでは、ファンへの感謝を
深く長いお辞儀で表すシーンが
度々見受けられるのも
彼女らのスタイルだ。
14年3月に開催された国立競技場でのライブは
女性グループ初&史上最速結成6年での開催。
2日間で会場110,000人。
ライブビューイング40,000人
合わせて150,000人を動員。
7月には日産スタジアム
2DAYSライブを開催し、
延べ151,606人を動員。
2015年上半期では 怒涛の3連続シングルリリースを予定している。
いま、会えるアイドルのとして
地方回りをしてもローカル番組に
サプライズ出演したり、
現地の人々と交流をしたりと
いった活動も地道に行っている。
しかし、握手会などのイベントは行っていない。
そんな気骨な彼女らが映画に出演した。
映画のテーマは「あきらめない心」?
物語は、弱小演劇部の少女たちが
全国大会を目指し、本当の喜び、
本当の悲しみ、本当に大切なことに
気づき、輝いていく青春群像。
監督の本広氏は、
ももクロの歴史と重なり合うことを
起用の理由として挙げている。
本当の喜び、悲しみ、大切なことに
気づき、きらめいていくというストーリーに、
今、もっとも輝いている
少女たちに演じてもらいたい。
との想いによるものだったと述べていた。
撮影にあたってメンバーは、
劇作家の平田オリザ氏による
演劇ワークショップを
約25時間に渡って受講したという。
まさに、準備万端で撮影に臨んだ。
おそらく、この作品を観た多くの観客の皆さんは
ももクロメンバーの「演技力」に驚くことでしょうと
太鼓判を押した。
彼女たちは、このひと夏で、
役者として驚異的な成長を遂げました。
進化するアイドルとして走り続けてきた
ももいろクローバーZが、
もう一つ新しいステップに踏み込むことができたのではないかとべた惚れだ。
プロデューサーの守屋氏も高く評価した。
それは、現場でも移動の車でも
台本を見ないこと、
セリフを完璧に頭に入れて
来ていることに驚いていた。
ももクロの魅力を
本広監督が証言した。
まず、準備から全力で臨む?
クランクイン前には映画の原作者で
劇作家の平田オリザ氏による演技の
ワークショップを行うという
ももクロの覚悟。
売れっ子のアイドルになると、
空けられても撮影期間は2週間くらい。
ビシッと1カ月空けてくれた。
その2は、鍛えられた自由?
自由に、ももクロっぽく
やってごらんと言うと、
本当にたくさんのアイデアが出てきた。
複雑な踊りを覚えて、
それが100曲以上あって、
どんな会場に行っても対応する。
メンバーが演技的に
成長していく過程そのものが
役に投影されているらしい。
その3は、現場でもアイドル?
どんなに忙しくても寝ない。
スタッフの名前を全員覚える。
台本は絶対に読まない。
と驚きを交えて振り返った。
本広監督は言う。
エンドロールは、百田夏菜子、玉井詩織…と
メンバーの名前が流れていって、
最後に『協力・ももいろクローバーZ』と出る。
それを見て『ああ、そうだ、今のは、ももクロだったんだ』と
思わせられたら、僕の勝ちですね。
映画から舞台へとさらなる彼女たち成長とは?
さて、
路上ライブからのスタートしたももクロ。
車中泊にもめげず、
店先で踊り、CDを売り、
辛く、空しい、下積みを経験。
気力あふれる
ライブパフォーマンスは
まさに、数々の試練にも
笑顔で耐えた力が
支えだ。
全力で立ち向かう
純粋な夢や情熱で
精一杯激しいダンスに歌声が、
耳を澄ませば聞こえてくる。
どんな、あきらめない心で
私たちに勇気を与えてくれるのだろうか?
また、その映画の公開を受け、
今春5月には舞台「幕が上がる」が
同じくももいろクローバーZの
5人とともに開幕する。
原作・脚本は、平田オリザ氏。
演出は本広克行氏。
映画から舞台へとさらなる彼女たちの
成長と輝く姿を舞台でも楽しめるようだ。