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ワンピースの放送始まって以来の
初の冬スペシャル、
「ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~」が
12月19日午後9時から放送されると発表された。
では、内容をいち早くご紹介しよう。
アニメでしか見ることのできないオリジナル版とは?
今回は
能力者封じの島といわれる霧の島(ネブランディア)を
舞台に、麦わらの一味が絶体絶命の危機に陥るというストーリー。
原作にないアニメでしか見ることのできない
完全オリジナルのエピソードというから楽しみだね。
みどころは、ルフィに大敗し、
復讐を企てている海賊・フォクシーが再登場することだ。
監督は、原作者の尾田栄一郎氏が
絶大な信頼を寄せる宇田鋼之介氏とくれば
期待しないではいられないね。
しかし、
改めてワンピースの面白さ、
魅力を語るのもなんですが一言・・・
今は、雇用、社会保障、
安全など信じられていたものが
崩れている時代。
安倍政権が進める派遣改正しかり、
社会保障の崩壊しかり、安保法案の強行採決など、
国民の意見を無視する姿勢に怒りが爆発しようだが、
こんな時に、ワンピースの描く世界観が、
面白さが、私たちを勇気づけてくれるのだ。
困難に向き合いながらも
自分を信じ、
仲間を信じて、
自信を持って前に進んでいく
主人公たちの生きざまが人々の心に刺さるのだ。
一緒に夢を見たり、
何かを成し遂げる仲間が大切だと、
誰もが感じているからだ。
それにワンピースには、
課題を解決するヒントがあり、
上の世代が若い世代を理解するための『共通言語』がある。
人気の理由がそれを物語っている?
1位 夢や希望が詰まっているから
2位 仲間との固いきずなに感動するから
3位 仲間の大切さを教えてくれるから
4位 ワクワクするから
5位 勇気が持てるから
この理由を考えただけで会話やシーンを思い浮かべてしまう。
主人公は、海賊王になるのが夢という少年、
モンキー・D・ルフィ。
ある日、悪魔の実を食べたために
全身が自在に伸びるゴム人間だ。
物語は、
伝説の海賊王が残した
「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を
探し求め、剣術や航海、狙撃などの
特技を持った個性豊かな
仲間に巡り合いながら友情を深め、
立ちはだかる敵と戦い、成長していく姿を
感動的に描いている。
思えば、宝探し、仲間、旅は
従来の漫画と変わらないが、
ここからが違う。
仲間とのつながりを一番に大事にしていることだ。。
仲間のSOSには絶対に応えることも鉄則だ。
例えば、
泥棒だったナミは、
ルフィと組んでも仲間を欺き、
心の内は決して見せなかった。
それが、一人で抱えていた長年の思いを
敵にすべて崩されたときに、思い余って
「助けて……」と涙する。
ルフィの答えはやっぱりこうだ。
当たり前だ!
いいね。この優しさ、思いやりは本物だもんね。
登場人物の強いメッセージ性のあるセリフ。
その名ゼリフを集めた
「ワンピース ストロング・ワーズ」も出版されている。
思想家の内田樹さんのコメントがいい。
21世紀日本が生み出した一種の
「聖書のようなもの」だと。
ほめ過ぎのようだが、普遍的な言葉が満載だ。
しかも、
仲間同士のつながり方も、
状況に応じてリーダーが代わるフラットな関係がある。
ひとりひとりの自主性を認めていることだ。
これは、一致団結して頑張れといった
昭和の体育会系的メンタリティーとは、
全く違うものだ。
メガヒットが生まれ背景がここにはある。
俺たちは、自由が欲しいんだ。
人生は冒険だ!
面白さ満載の麦わら一味の魅力を語ると尽きないが
まとめてみよう。
まず、どんな時も変わらないのは、仲間との絆だ。
麦わらの一味はみな、変わりもんだ。
そして、とても悲しい過去を背負っている。
三刀流のゾロは剣の腕はピカイチだが、方向音痴。
ルフィの行動は計画性がないし、
時には厄介者にもなるが
弱さを互いに仲間には見せあいながら
補完し合いながら強くなっていく。
そして、互いに落ち込んだ時にかける言葉が
本当の友情を育んでいくあたりが抜群にいいね。
ありがとう。ルフィと仲間たち。
さあて~今日は何巻を読もうかな。
ワンピースからの学びは深いね。