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『あさが来た』の人気がヤバい。
視聴率も右肩上がりの秘密は
ストーリー展開も面白いが、週替わりで登場する
魅力的な人物が見逃せないからだ。
今、気になるのは女中役のふゆを演じる
清原果耶の存在だ。
なんと13歳の新人だというから驚き。
びっくりポンやわ。というわけで彼女に迫って見た。
ダブルヒロインが当たっているから?
ダブルヒロインはすでに花子とアンで
貧乏人とお金持ちという対比で成功したが、
今回も同様に話題を呼ぶひとつになっている。
波瑠演じるヒロインのあさの女帝と
宮崎あおい演じる姉、はつの落ちぶれた
貧乏生活と身分がはっきりしている点だ。
不幸であるが、
明るく生きる姉、はつ。
どんな試練が降り掛かろうとも
奮闘するあさだが、
周りの人たちを巻き込みながら
成功してしまうから痛快だ。
半沢直樹、下町ロケットに共通する要因だ。
これまでの朝ドラと違って、とても新鮮に映る。
先行きの見えない、今の世の中と違って
自由に生きようとする二人に共感するからだ。
しかし、いま、絶好調のあさに
不穏な予兆が見え隠れしているのを
ご気づきでしょうか。
それが、冒頭で気になっていた女中のふゆの存在だ。
物語を掻い摘んで説明すると
両替商を営む豪商の今井家から
はつとあさの姉妹は、別々の大阪の両替屋に嫁いだ訳だが、
あさの元には、友近の演じるうめが、
はつの元にはふゆが、女中として付いていった。
しかし、はつの嫁いだ両替屋の没落で
あさのいる加野家にはつの願いで
移ることになったのだ。
さて、こっからがややこしい展開になる。
清原果耶は、これがドラマデビューの驚異の13歳?
ふゆを演じる清原果耶は
なんとこれがドラマデビューらしい。
13歳の新人ながら
初々しい演技に人気が集まっている。
ここでちょっとおさらい。
彼女は、芸能界入りからわずか半年の
アミューズ期待の大型新人らしい。
昨年10月に
「アミューズオーディションフェス2014」で
グランプリを獲得後、
驚異的なスピードで2社のCM契約を勝ち取った
前途有望な金のたまごである。
ちと、表現が古いか?
そして、若手人気女優の登竜門として
人気ティーン誌「ニコラ」の
専属モデルにも決定した。
かつて、新垣結衣・能年玲奈・川口春奈らを
輩出し、文字通りの大型新人として、
注目を集めているのだ。
演技経験がほとんどないにもかかわらず
自分なりにきちんと役をつかんでいるという。
すがすがしさとまっすぐな雰囲気を
持っていると現場では評判だ。
波瑠の経歴とは真逆のシンデレラガールだね。
ふゆは、あさの夫である新次郎の妾になるのでは?
さて、本題に移ろう。
ここでファンの間である噂があるのだ。
それは、
”ふゆは、あさの夫である新次郎(玉木宏)の妾になるのではないか”
そういえば、恋文の書き方を伝授されたり
相談を持ちかけたり
ちょいちょいと新次郎に
恋い慕う素振りが
気になっているからだ。
例えば、ふゆが加野屋に移って間もなく
炭鉱経営で家を
空けるあさの代わりに
妾が必要なのではないかという憶測だ。
以前、新次郎が、妾はつくらないと
宣言したことから話は消えていたが
いよいよ、怪しくなってきた。
ここで、ぶり返したのが、
ふゆが妾になる説だ。
なぜに、こう想像するかといえば
史実にはこうあるからだ。
あさのモデルの広岡浅子と夫の間には、
娘しかいなかったために、跡継ぎとして
実家の三井家から連れてきた女中のムメ
を妾に据え、男児をもうけ、跡継ぎにしたのだ。
そして、
後の大同生命の社長にまで育て上げたという史実がある。
とすれば、ふゆが妾になって新次郎に尽くすと
いうことも不思議ではない展開だ。
すでに、訳ありな素振りが気になる。
新次郎とて、たいへんなオナゴ好きの
優男と来ているし
ふゆの淡い恋心がほのめかされたら
その気になるのも自然に流れというものだ。
しかも、恋敵を伺わせる
加野屋の中番頭もいる。
こうして、ふゆに思いを寄せる描写がある以上、
ないとは、言いきれない。
ここで問題がひとつ?
ヒロインの夫が妾という展開が
朝ドラの視聴者にはどう映るか?
ここはここで
思わせぶりということで
妾の部分は史実と変えると思うのだが
いかに?
しかし、当時の歴史を知るものは
こうした妾を作ることは
ごく普通のこととして行われていた。
ということを知っている。
明治の時代には、お家存続には
当たり前で、単身で炭鉱に乗り込むあさの
行動からすればここは、史実通りに今でこそ
過激だが、その精神だけはそこから決して
逃げてもらいたくないものだが・・・
ならば、正妻と妾の立ち位置
その葛藤、お家相続という
当時の道徳観をどう表現するかは
見たい気もする。
そこまで、本物のドラマを目指すか勝負である。
前回の朝ドラ”まれ”のように
夢を実現するというテーマではあったが
あまりにも物語がご都合すぎて
夢だ、コンテストだ、パリ修行だ、故郷創生だ
子育てだ、女将だ、パティシエだ。
迷走につぐ、迷走にあきれた脚本だった。
いいかげん、一つにして欲しい。
社会に阿る印象が強すぎて
ドラマが、嘘っぽすぎて嫌いだった。
まれ自身よりも周りの幸せのためだけに
振り回される姿があまりに
イタク映ってしまったからだ。
本日の学びはここにありました。
あさのように
転んでも転んでも何度でも起き上がっていく
精神の持ち主になりましょう。
ヘタれはいらない。
広岡浅子の座右の銘は
「九転び十起き」。
ことわざより2回多いところが只者ではない。
本当に女性の自立を掲げたのだ。
今の女性活躍時代というスローガンを掲げる
政治家の話を聞いたら
鼻で笑っていうだろうね。
どうして女性政治家はこんなに少ないの?
2世、3世のおぼっちゃま、家業政治家は
なんでこんなに多いの?
いっそ、
国民の幸せを考える女性リーダーを育てるべきね。
納得です。浅子さま。
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